親父ナンパ師二人がリンリンハウス池袋東口店を久々に使った話

皆さんは最近になってテレクラを利用した事があるだろうか?恐らく20代の若い人はテレクラすら未経験かもしれないな。簡単に説明するとこのテレクラは男が入店して女からの電話を待ってコミュニケーションを楽しむ店舗だ。つまり電話で楽しむ出会い系って所だな。

私は現在42歳だが、テレクラには本当に行かなくなった。使うとすれば出会いカフェに流れてしまうからだ。出会いカフェはテレクラと違いマジックミラー越しに女達を物色できる。簡単に言えば目で見て選べる風俗の様なものだ(笑)

しかし俺は昔、仲間からカリスマテレクラナンパ師と呼ばれる程テレクラにハマり、仲間と金を掛けナンパ対決をしていたものだ。

やはりテレクラのシステムは面白いのだ。今こそテレクラの独占的な地位を得たリンリンハウスだが、バブル期のテレクラはリンリンなんて弱小テレクラだったからな。

それに電話の早取りシステムも最高に白熱した。0コンマ何秒の世界でコールを取らないと女からの熱いコールをライバルに奪われるから、みんな必死だった。

私なんかはコール取りのプロだったので、常連の親父かは良くコールを売ってくれと強引に1000円札を胸のポケットにぶち込まれたものだ。

日によってはコール売りだけで一日一万円以上稼げた時もあった。つまり、テレクラ自体は無料で使えていた事になる。

さて、そんな俺だが数日前に昔のナンパ仲間とFacebookで偶然に繋がり、再開することになった。まさかFacebookなんてお洒落なツールをヤツが使っているとは思わなかったな。そして再開の約束をチャットで済ます。場所は池袋東口だ。

彼はスッカリ親父になっていたが、その熱いギラギラした視線は変わっていない。若い女とすれ違う度に点数を付けて行く癖も昔のままだ。正に生きる野獣!嫌、生きる性獣と表現すれば良いだろうか。

テレクラ行くか?

二人の意見は直ぐに一致した。俺らはどうやらテレクラを忘れている様で実は求めているらしい。あまりの意見の一致にどこか友情の様な感情が芽生えた(笑)何十年も会ってなかったのにな。

リンリンハウス池袋東口店東京はもはやリンリンハウスの独占だ。テレクラ店舗を選べないのは悲しいがこれも時代の流れだろう。

リンリンハウス池袋東口店。この辺りにも昔はテレクラが何軒かあったのだが見事に消えているな。

店内は昔と比べると随分と進化したな。まるでネットカフェや漫画喫茶状態じゃないか。シャワーまで完備してるしここはホテルか?

まあこのご時勢だ。結果的には察してくれ(笑)とにかく援交女が多い事は間違いなかった。俺たちのナンパ人生ってなんだったんだろうか?悲しげな親父二人が池袋東口で魂の抜けた屍の様な姿で練り歩く姿は、周りから見れば明らかな危険人物だったはずだ。